Spinne Software
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エンジンを積んだ動画編集ソフト。

Sparkle は、編集を仕事にしている人のためのデスクトップアプリケーションです。GPU レンダリング、手元の機械で動く AI モデル、載っているチップに合わせるハードウェアエンコード。そして、頼まれない限りあなたのカットには手を触れないという編集上の考え方があります。

編集作業の大半は、編集ではない

誰かが創作上の判断を下す前に、誰かが素材を最初から最後まで見て、場面の切り替わりに印を付け、テイクをまとめ、無音を詰め、字幕を打ち込み、3台のカメラで撮った12本のクリップに、その夕方が何色だったかを一致させます。

最初のまともな判断にたどり着くまでに、何日もかかります。どれも、誰かがそのために技術を身につけた仕事ではありません。

これを解決すると謳う道具の多くは、判断そのものを取り上げることで解決します。素材を渡し、編集結果を受け取り、それに納得できることを願う。Sparkle は逆の方向に進みます。

手間は機械が引き受けます。カットを決めるのは、あなたです。

何千フレームでも、プレビューはひとつ

トランジションはシェーダーです。再生ヘッドを動かしている間は GPU 上で動き、最終ファイルも同じシェーダーが描きます。だからプレビューは、書き出しの体裁だけの近似ではなく、解像度の違う書き出しそのものです。

重い素材にはプロキシを作り、長いタイムライン向けの再生経路を用意します。その差が、考えながら使える編集ソフトと、待たされる編集ソフトの差です。

AI の大半は、手元の機械で動く

背景除去、被写体のセグメンテーション、深度推定は、手元のハードウェアでローカルのモデルとして動きます。半日分の素材を使えるようにするためにアップロードする必要はなく、解禁前の素材は解禁前のままです。

音声の文字起こしも、編集ソフトに同梱された Whisper モデルを使って手元で動かせます。クラウドのエンジンもあり、初期設定ではまずそちらを使うので、音声がどこへ行くかは思い込みではなく設定の問題です。

マスクはショットごとに描き直すのではなく、オプティカルフローでフレームをまたいで追従します。字幕は単語単位のタイミング付きで生成されるので、体裁を整え、切り直し、業界で使われている形式に書き出せます。

重い生成処理にはクラウドが必要で、その部分は目に見えるところで計測されます。どのアカウントにもクレジット残高があり、処理は開始前にかかりうる分を引き当て、実際にかかった分で精算します。月末になって請求額を知る、ということは起きません。

手元のハードウェアに合わせる書き出し

エンコードは、見つけたアクセラレータをそのまま使います。NVIDIA NVENC、Intel Quick Sync、AMD、Apple VideoToolbox。相手がいなければ、x264、x265、SVT-AV1 のソフトウェア処理に落とします。編集室向けに H.264、HEVC、AV1、DNxHR に対応し、HDR は潰さずに扱います。

色は 3D LUT のパイプラインを通るので、別の場所で作ったルックもそのまま届きます。音声は書き出し時に EBU R128 へ正規化します。ラウドネス規定を外れた納品は、二度作ることになるからです。

誰のためのものか

編集者と小規模なポストプロダクションのチーム、つまりタイムラインの中で暮らし、ソフトが返してくれる1時間を必ず感じ取る人たちです。デスクトップの編集ソフトは無料です。クラウド AI は利用者1人単位で販売するので、編集者が3人なら3人分の支払いになります。誰かが考えたライセンス階層に合わせる必要はありません。

現在の状況

Sparkle はプライベートプレビューの段階です。編集ソフト、クラウドサービス、アカウント、課金はすでに作られて動いています。利用は少しずつ開放します。他人の素材と他人のお金を扱うソフトウェアは、ゆっくり世に出すのが筋だからです。